SNS (https://x.com/dai46u )に投稿した、2024年10月31日~11月30日まで記録のまとめです。
支援対応数やせかいビバーク利用数はこちら( https://toimikke.org/support )で速報値を公開しています。

10/31(金)〜11/2(土)

10月最終日は、新規宿泊支援が1件、継続支援対応が4件重なりました。10月の新規緊急宿泊支援は9月の倍、全体の相談件数も1.3倍に増加。気温の変化がそのまま相談件数に直結していると実感しています。
「仕事が少ない時に路上で過ごしていたが、寒さに耐えられなくなった」というお話も多く伺いました。
 
11月に入り、継続支援中だった方々の状況確認や、新しい市民連携の緊急支援スポットの設置も進んでいます。
2日には、前日深夜につながった方と駅前で再度面談し、明日以降の段取りを相談。また、2年以上伴走している方から連絡を受け、連休を見越した支援の段取りを組みました。
いよいよ冬本番!なんとか乗り切っていきます。

11/3(日)

三連休滅ぶし、と恨む二日目。今日も相談が押し寄せ、ついに個人的な一日あたりの対応件数が過去最高を突破。
「もう無理だ」と思いつつ、追い詰められるとなんとか対応してしまう自分が良くないな…と思うこの頃です。 遠方から新たな一歩を踏み出した若者も無事にキャッチできました。あと一日、なんとか乗り切っていきたいです!

11/4(月)〜11/8(金)

11月は本当に相談者が多すぎて目眩がするような週でした。件数だけ見ても、10月ひと月分の伴走支援件数の約7割が、11月のわずか一週間で押し寄せる状況です。内訳を見ても「仕事を切られた」「親元から飛び出した」「3年ほど伴走支援してきた方がいよいよ切羽詰まった」など、多様なケースがあり、一言では表現できません。
共通して見えるのは「暖かくて雨が降ると動きが少なく、寒くなると相談が急増する」という傾向ですが、それにしても住まいを失う人の多さには目がくらむ思いです。 迎える週末も、なんとか乗り切っていきます!

11/9(土)

今日は、継続宿泊支援中の方々の宿泊先を訪問するところからスタート。並行して面談相談の連絡が次々と入り、最終的に4人を池袋の相談会にお呼びし、TENOHASIスタッフと一緒にそれぞれの行き先を考えることができました。
相談会後は、少し前に緊急支援を受けた後、無事に仕事が決まった方と再会。近況報告をいただきながら、初給料が入るまでのつなぎの支援もおこないました!

11/10(日)〜11(月)

再会が続く!日曜日は、年単位で複数の窓口から継続支援していた方から再度ご連絡があり、連携団体と協議してその日の宿泊支援を行いました。同じタイミングで、半年以上関わっている方からもSOSが舞い込み、対応しました。
週が明けた月曜日、週末に宿泊対応していた方々がそれぞれの場所へ移動。良い知らせもあれば、そうでない知らせもあり、難しいケースには夕方に再度お会いし、改めて段取りを組み直しました。同時に、4年以上前から関わっていた方からの再連絡もあり、宿泊対応を実施。   ここ数日は「再会案件」が続いています。連絡をいただけたことには感謝しつつも、繰り返しの支援で利用可能なリソースが減少しているのも事実です。それでも、ご納得いただきながら、最善を尽くしたいと思っています。

11/12(火)〜15(金)

11月も半分が過ぎましたが、現時点での相談支援件数が、すでに10月ひと月分の対応件数を上回りました。 最近は、1日平均5件程度の対応が日常化しており、全てが直接面談ではないにしろ、駆けつけが必要なケースも少なくありません。特に緊急のSOSは夜に集中するため、朝から晩まで東奔西走の日々が続いています。

私が対応する方々のほとんどは、いわゆる不安定居住&不安定就労層です。気温が下がり体調を崩す方が増え、一時的にお金が尽きて「今夜だけ野宿」という選択肢も難しくなっています。 そのため、新規相談が増えるだけでなく、夏をなんとか乗り切った長期支援中の方からのギブアップ的な相談も重なり、急激な件数増加につながっていると感じています。   迎える週末も、なんとか乗り切っていきます。

11/16(土)〜20(水)

土曜日は、2年以上継続的に関わっている方との久々の面談でスタート。
そのほか、宿泊対応中の方々への訪問も行いました。日曜日は新規の緊急宿泊が2件に加え、数週間前に公的支援につながった方から「元気!」との連絡をいただき、ホッとしました。

月曜日は、前日に緊急宿泊を受けた方々と再度面談。遠方への帰省の段取りや、後日の公的支援へつなぐための継続宿泊を実施。夕方には、意外な場所から善意のSOSが届き、駆けつけてご一緒に対応しました。火曜日も新規の緊急宿泊が1件、継続支援が1件ありました。
水曜日は、新宿→墨田→新宿→上野→池袋と駆け回り、5件の連続面談。いずれも住まいを失った方々への緊急宿泊支援や、仕事・公的支援へのつなぎを行いました。
現在、20日の時点で相談件数は前月比1.5倍に。一日4〜5件の相談面談や対応が日常化しており、正直キャパを超えつつあります。それでも「もう無理だ」と思いながらも何とかなっているのが少し怖いです……。 今日・明日と冷たい雨が続く予報なので、週後半の相談件数も注視していきます。

11/21(木)〜22(金)

週後半戦!木曜日は、連携団体に申請同行をお願いしていた方から、無事完了の連絡をいただき一安心。夕方はアポイントを取っていた方が現れず、駅前で待ちぼうけ……。
夜には、前日の緊急宿泊支援を行った新規の相談者と喫茶店で面談。複合的な課題があり、その場では解決できなかったものの、次のステップへつなぐ対応をしました。   金曜日は、数日連泊支援をしていた方から「無事に仕事が決まりました!」との嬉しいご連絡。
午後には、年に一度呼んでいただいている立教大学のゲストスピーカーとして登壇。こういう機会があるおかげで、放置しがちなプレゼン資料を整理できて助かります(笑)。夜は、前日にすっぽかされた方から再連絡があり、無事に次の段取りを進めることができました。
「なんとかなった!」の連続ですが、この調子で何とか乗り切っていきたいと思います!

11/23(土)〜26(火)

土曜日は、定例の池袋相談会に緊急支援でつながった複数名をお連れし、制度接続の段取りを組みました。また、週明けまでの宿泊対応も無事に実施しました。日曜日は新宿駅付近で住まいを失った方々からのご相談を連続対応。同じ喫茶店を利用して時間差で面談を行いましたが、店員さんから怪訝な顔をされる場面も……。

月曜日は、週明けまで宿泊対応していた方々を新たな就労先へ見送りましたが、夜に全員から「上手くいかなかった」との連絡が(全員はさすがに初めて)。新規のご相談も重なり、終電間際まで次の段取りを組む対応に追われました。火曜日は、前日のバタバタで十分にできなかった面談をゆっくり実施。週後半に向け、改めて後日の予定を確認しました。

相談件数があまりに多くなっており、協力いただける方には片っ端からお声がけしている状況です。なんとか乗り切りたいと思っています。

11/27(水)

今日は朝一からトラブル。前日に丁寧に段取りを組んだつもりがうまくつながらず、関係各位に連絡を取りつつ対応。もっと突っ込んで話を聞くべきだったのかと、後悔とも反省ともつかない気持ちを事務所で同僚にこぼしてしまいました。(本当に何が最適だったのか……)

夕方からは、緊急宿泊支援でつながった方を連携団体の事務所へお連れし、面談を実施。明日の公的支援接続に向けた段取りを組むことができました。その後、相談者が増え続けている現状について、連携団体の代表と「これからどうなってしまうのか」と戦々恐々と語り合う場面も。

11月の対応数をグラフ化してみると(画像参照)、冗談みたいな急伸ぶり。このまま12月、年末を迎えたらどうなるのか……。なんとか乗り切りたいと思います。

11/28(木)〜30(土)

木曜日は短期的に宿泊支援をしている方への訪問からスタート。近況を伺いながら食料支援を実施。新規の緊急宿泊対応を行いつつ、夕方には定例の中野なんでも相談会へ。継続支援中の方をお連れし、公的制度申請の段取りを組むことができました。

金曜日は「無事申請が通りました!」との嬉しいご連絡をいただく一方、前日緊急支援でつながった方との相談依頼もありました。夕方は、つくろい東京ファンドの10周年活動報告会に登壇。その後、駅前で新規相談者と無事に合流し、宿泊場所をご案内。翌土曜日は、前夜遅かったこともあり再訪問。改めての面談を実施。新たな段取りを一緒に考えました。

11月がなんとか終了。新規緊急宿泊件数は先月をさらに超え、継続支援件数も前月の倍以上に。春〜夏に初めてつながった方々が、寒さで路上やネカフェ生活を維持できず相談してくるケースが急増しました。いよいよ年末。今年もなんとか乗り切りたいと思います!