「夜のセーブポイント」ではネットルーム・個室ビデオ店などで長期生活されているご登録者へその「ご自宅」まで定期的に食料のお届けをしています。
8月は新たに支援へつながった方が、いわゆる「貧困ビジネス」に引っかかる or 引っかかりそうになっていることが判明する状況が複数件判明。連携団体と共に対応しました。
最近「すぐに綺麗なアパートに住める・携帯電話も貸し出す・生活保護も同行する」といったうたい文句でWEB広告を多く出し、実際に連絡された方には遠方の住まいを紹介、身分証などを預かるという名目で取り上げたり、実際に行わない支援サービス費用を差し引くなど搾取する業者が増加。私達や連携団体にも被害者からの相談が相次いでいます。
ネットカフェなどにいらっしゃる方は中長期的には自分の力でアパートを借りることを望まれていることが多く、一方で敷金・礼金・保証人の壁に阻まれています。その希望に貧困ビジネスがつけいっている形ですが、とはいえそこから「救出」したとしても使える制度は非常に不十分なのが現実です。
現状あまり大きなことは言えないですが「貧困ビジネス」に負けているという現実は噛みしめつつ、出来ることを増やしていきたいです。